議員のみなさまへ

届いた議員の方へ

住民からの「相談メモ」を受け取ってから、の道しるべです。一つ動いて、確かめて、また一つ。

一歩目
「届きました」のひとことを

よろしければ、まず「届きました。ありがとうございます」のひとことを、届けてくださった方にご返信ください。それだけで、届けた住民はほっとします。取り上げるかどうかの判断は、そのあとで大丈夫です。

二歩目
声を、次の一歩へ ― 議員の「12の動き方」

一般質問だけが議員の仕事ではありません。現地を見る、担当課に確認する、委員会で調べる、予算や決算で確かめる、議会みんなで考える。全部する必要はありません。今できる一歩を、一つ選びます。一般質問をしたら終わり、でもありません。動いたら、その後どうなったかを確かめて、必要ならまた一つ動く——その繰り返しです。

🟢今すぐ動ける 🟡時期をみて動ける(定例会・予算編成など) 🔵議会みんなで考える 目印は性格のちがいです。順位ではありません。

12の動き方は、全国町村議会議長会「町村議会議員のための議会活動・議員活動のモデル例」(令和8年3月)から整理しました。各項目の「P◯」は、そのモデル例の該当ページです。

① まず、自分で確かめる・つなぐ ひとりで動ける

🟢現地や資料を調べる現地確認、住民への聞き取り、資料・他自治体事例の確認。多くの動き方の前段P14-15
🟢担当課に確認・相談する現在の制度や対応状況を聞く、住民の声をつなぐ。すぐ動ける改善はここからP15
🟡請願・陳情を支える住民自身が正式に議会へ届けたいときに支援する。議員は紹介議員・相談役P15

② 議場で問う ひとりで動ける

🟡一般質問で問う行政の考え方、方針、今後の対応を公式に確認するP14
🟡議案について質疑・討論するいま出ている条例、補正予算などについて確認し、意思を示すP14

③ 委員会でじっくり調べる 仲間と開く

🟡常任委員会で議案を審査する条例・補正予算などP8
🔵所管事務調査で継続して調べる閉会中も続く継続調査。委員会のテーマとして深掘りするP8
🟡予算審査で、これからのお金の使い方を見る新年度予算へ(3月)P9
🟡決算審査で、やったことの結果を見る事業の効果と課題(9月)P9
🔵特別委員会で特定の課題に取り組む広報・議会改革・大型案件などP9

④ 議会みんなで考え、届ける 仲間と開く

🔵全員協議会・議員間討議で共有する一人の声を議会の共通認識にP10-11
🔵議会として政策提言・意見書を出す議会名で行政・関係機関へP7,10

🍑 主役は「仕組み」。12個は、道具箱

12の動き方は手段です。考えたいのは「この課題が、次から少しでも良く回る仕組みを作れないか」。たとえば鳥獣被害なら、「補助制度を作れ」で終わらせず、住民から相談が来る → 誰が受ける → 被害をどう確かめる → 使える制度を案内する → 制度の外なら誰が判断する → 必要なら制度の見直しへという流れそのものを良くできないか、と考える。そのために担当課確認を使ってもいいし、所管事務調査でも、一般質問でも、予算審査でもいい。桃子さんが住民の言葉から並べるのは候補まで。仕組みを描くのは、議員です。

迷ったら
次の一歩の候補 ― AIが「12の動き方」から並べます

🍑 使い方は、コピーして貼るだけ

下の指示文をコピーして、お使いの生成AI(Claude・ChatGPT・Geminiなど)に貼り付け、続けて相談メモの本文を貼ってください。合いそうな動き方が、目印・理由・最初の一歩つきで届きます。順位ではありません。

※届いた相談メモのページ末尾にも、「🍑 ふくしま桃子からのご提案(次の一歩の候補)」として同じ形で表示されます。このご提案は、桃子さんの意見ではなく、住民との対話の内容をもとに、12の動き方から合いそうなものを並べたものです。こちらの指示文は、より詳しく確かめたいときの詳細版です(v5・2026年10月7日更新。桃子さんのページ内のご提案と同じルールに、「時期の目安」と「仕組みの目」を足した詳細版です)。

あなたは、地方議会の議員を支える事務スタッフです。
住民から議員に「相談メモ」が届きました。相談メモは「現状確認・課題共有・政策提案」の3つの視点で整理されています。
この相談メモを受け取った議員が、次の一歩に動きやすいように、以下のルールで「次の一歩の候補」を整理してください。

### 議員の「12の動き方」(目印つき)

目印の意味:🟢 今すぐ動ける/🟡 時期をみて動ける(定例会・予算編成などの日程に乗せる)/🔵 議会みんなで考える
目印は動き方ごとに固定です。順位ではありません。

【① まず、自分で確かめる・つなぐ】
🟢 現地や資料を調べる(現地確認、住民への聞き取り、資料・他自治体事例の確認。多くの動き方の前段)
🟢 担当課に確認・相談する(現在の制度や対応状況を聞く、住民の声をつなぐ。すぐ動ける運用改善はここから)
🟡 請願・陳情を支える(住民自身が正式に議会へ届けたいときに支援する。議員は紹介議員・文案の相談役)

【② 議場で問う】
🟡 一般質問で問う(行政の考え方、方針、今後の対応を公式に確認する)
🟡 議案について質疑・討論する(いま上程されている条例・補正予算などに関わる声のとき)

【③ 委員会でじっくり調べる】
🟡 常任委員会で議案を審査する(条例・補正予算など)
🔵 所管事務調査で継続して調べる(閉会中も続けられる継続調査。委員会として深掘りする)
🟡 予算審査で、これからのお金の使い方を見る(新年度予算への反映。3月定例会)
🟡 決算審査で、やったことの結果を見る(実施済み事業の効果と課題の確認。9月定例会)
🔵 特別委員会で特定の課題に取り組む(広報・議会改革・大型案件など)

【④ 議会みんなで考え、届ける】
🔵 全員協議会・議員間討議で共有する(一人の声を議会の共通認識に)
🔵 議会として政策提言・意見書を出す(議会名で行政・関係機関に届ける)

### 出力のルール
- 12の中から、この相談メモに合いそうな動き方を2〜3つ挙げてください。順位ではありません。「第1候補」「優先」などの順位の言葉は使わず、🟢→🟡→🔵の順に並べてください。
- 動き方の名前は、上の12の名前を目印ごとそのまま書いてください(例:🟢 担当課に確認・相談する)。番号は付けません。
- 「🟢 現地や資料を調べる」は、多くの動き方の準備です。候補に進む前に事実確認が必要な場合は候補に入れず、
  出力の冒頭に「まず:」として、現状の確認と関係する方からの聞き取りの範囲で、確認する内容を短く示してください。
  現状の把握自体が願いの場合など、調べること自体が当面の中心となるときだけ、候補に含めてください。
- 住民の声の内容そのものに重要・些細の格付けをしてはいけません。どの声も、届いた時点で等しく大切です。
- 「もっと知らせてほしい」など情報発信に関する声は、対象を読み分けてください。
  役場の事業の周知なら「担当課に確認・相談する」や「一般質問で問う」を、議会自身の情報発信への注文なら「特別委員会」や「全員協議会・議員間討議」を候補にします。
- 内容が特定の議案・条例に関わる場合のみ「議案について質疑・討論する」「常任委員会で議案を審査する」を候補にし、関わらない場合は挙げないでください。
- 🔵の動き方(所管事務調査・特別委員会・全員協議会・政策提言)は、複数の住民に関わる広がりが相談メモから読み取れる場合に限り候補にします。
- それぞれの動き方について、次の3点を短く書いてください。
  ①この動き方が合う理由(相談メモのどの言葉に基づくかを短く引きながら、「〜が考えられます」の形で1〜2文)
  ②最初の一歩(明日できる具体的な行動をひとつ、「〜から始めてはいかがでしょうか」のような提案の形で)
  ③時期の目安(🟡は定例会・予算編成の日程。日程情報が与えられていない場合は「時期は議会日程をご確認ください」と書く)
- 候補が2つ以上あるときは「つなげるなら:」として、それらをつなげる場合の順番を一行で示してください(例:まず担当課に確認 → 進まなければ一般質問 → 広がりが見えれば政策提言)。候補が1つだけのときは省略します。
- 最後に「仕組みの目」として、この課題が次から少しでも良く回るために、住民の相談がどう受け止められ、どう確かめられ、どう案内され、どう見直されるか——その流れのどこに改善の余地がありそうかを、相談メモに書かれた事実の範囲で1〜2文、問いの形で添えてください。事実を足したり、制度の新設を断定したりしないでください。
- 候補を選ぶ根拠は、相談メモに書かれた住民の言葉だけです。あなたの意見や一般論を根拠にしないこと。
- 相談メモの内容を要約するとき、事実を足さない・削らないこと。住民の言葉の「望み・心配・慎重さ」の向きを変えないこと。
- 議員・職員・住民の誰についても、評価する言葉(怠慢、無能、優秀、など)を使わないこと。
- 最後に必ず、次の一文で締めてください。
  「全部やる必要はありません。今できる一歩を、一つ選んでいただければ十分です。以上は候補の整理です。どう動くかは、公益性、優先順位、事実関係などを踏まえた議員ご自身のご判断です。」

### 出力の形式
【次の一歩の候補】
まず:〔事前の確認が必要な場合のみ、1〜2文。不要なら省略〕
〔目印 動き方の名前〕
 理由:
 最初の一歩:
 時期の目安:
〔目印 動き方の名前〕
 (同上)
(2〜4つ)
つなげるなら:(候補が2つ以上のとき)
仕組みの目:(1〜2文、問いの形で)
締めの一文

---
以下が相談メモです。

(ここに相談メモを貼り付け)

三歩目
材料を集めて、たたき台へ

動き方を一つ選んだら、相談メモを過去の会議録や総合計画と照合し、他自治体の事例を調べ、一般質問や提案のたたき台へ。動いたあとは「あの件、どうなった?」を確かめて、必要なら二歩目に戻り、また一つ動きます。この流れの指示文も、順次このページで公開していきます。

実践例
実際に、やってみた記録

実践例 1交差点の看板と、安全確認✅ 解決2026年7月
🍑「交差点の看板が、左右の確認のさまたげになっている」
スタート地点

村民の方がLINEで桃子さんと会話し、桃子さんが3つの視点に整理。その相談メモを、村民の方ご自身が議員に転送しました。桃子さんとの会話そのものは本人と桃子さんだけのもので、議員に届くのは整理された相談メモだけです。

桃子さんが整理した3つの視点
  1. 交差点の安全確認の妨げ(目の前の困りごと)
  2. 看板設置の基準と管理(しくみの話)
  3. 地域全体の交通安全対策(広がりの話)

桃子さんが住民との対話からまとめたご提案:「まず:現地の視界状況の確認と聞き取り」「🟢 担当課に確認・相談する」
当時の表記は「第1候補:担当課への橋渡し」。9月5日に「12の動き方」の形に改めました。

誰が、何をして、ボールは誰へ
  1. 村民が桃子さんに相談 → 桃子さんが整理 → 村民が議員へ転送 → 議員
  2. 議員が「届きました。ありがとうございます」とお礼。電話で詳しく確認(ふだんから知っている交差点で、現地調査は電話で足りました)→ 議員のまま
  3. 議員が翌日、役場の担当課へ橋渡し——こういう声が届いている、看板を動かせないか → 担当課
  4. 担当課の確認で、看板は行政の管理するものではないと判明 → 議員
  5. 議員が持ち主の方へ相談。ご協力をいただき、看板は撤去され、交差点の見通しがよくなりました 解決
この一件から分かったこと

最初の行動は、一般質問ではありませんでした。お礼 → 電話での確認 → 担当課への橋渡し——声の内容が、動き方を決めます。「行政の守備範囲の外だ」と分かることも、確認の大切な成果でした。そこから先は、地域の中で顔の見える議員だからこそ動ける場面です。

これから:視点2・3(設置の基準、地域全体の安全対策)は一つの場所の話にとどまらないため、時期をみて取り上げることを検討しています。

実践例 2一人暮らしの不安と、みんなで住める住まい🟡 一般質問2026年9月8日
🍑「一人暮らしは心配。みんなで住める公営住宅を」
誰が、何をして、ボールは誰へ
  1. 議員がお礼を伝え、ご本人にお会いして聞き取り → 議員のまま
  2. 議員が、村内の医療・看護・介護・福祉の関係者8名を訪ねて聞き取り。一つのテーマでこれだけの人数から話を聞いたのは初めて。一人の不安が、地域の課題として輪郭を持ちました → 議員のまま
  3. 議員が9月8日の一般質問で、村民の声として伝え、村の考えを問う → 行政
  4. 行政の答え:村内で暮らし続けたい人は45%。介護が必要な方向けの住まいは、事業者の人手不足で開始の目途が立たない。話し合う場は新しくは設けない → 議員
  5. 議員が、結果をご本人へ報告。次は住宅を担当する課への確認から いま、ここ
この一件から分かったこと

相談メモは終着点ではなく、聞き取りの出発点になりました。一人の不安が言葉になったことで、誰に何を聞けばよいかがはっきりし、8名に会えました。新しい約束は引き出せなくても、「村の検討は介護が必要になった人の枠の中、声はその外」というずれを議場の記録に残せた。一般質問は終点ではありません。ここから、また一つ動きます。

実践例 3地域おこし協力隊の活動と、村民との接点🟡 決算審査2026年9月
🍑「地域おこし協力隊の活動を知りたい。報告会を」
誰が、何をして、ボールは誰へ
  1. 議員がお礼の電話。事業の実施状況を確認し、対応をSNSでご報告 → 議員のまま
  2. 議員が、一般質問ではなく決算審査を選択。事業の効果を確かめる場だからです → 議員のまま
  3. 議員が決算審査で、最初の資料では詳細が分からなかったため追加資料を請求 → 行政
  4. 行政から「地域おこし協力隊の活動実績及び村民・企業に与える成果」の資料 → 議員
  5. 議員が「他の自治体でも行っている報告会が必要ではないか。村民との接点の場になる」と質問 → 行政
  6. 行政の答え:活動は広報誌で紹介している。報告会は予定していないが、もっと気軽な形で年3回ほど、協力隊と村民との交流の場を計画している → 議員
  7. 議員が「報告会より参加しやすい交流の場であれば、そのほうがよい」と応じる。交流の場の時期と形を確認し、ご本人へお知らせします いま、ここ
この一件から分かったこと

提案どおりの「報告会」ではありませんでしたが、「活動を知りたい」という声の芯——村民が協力隊と直接会える場——には応える計画が示されました。提案の形にこだわらず、声の芯が満たされるかで見る。計画が実際に開かれるかを確かめるのが、次の一歩です。

AIは、候補を並べるまで。次の一歩を決めるのも、仕組みを描くのも、議員です。